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学校長 桑田正博 |
桑田正博は本校の卒業生(第15期生)である。1962年に「日本の歯科界レベルアップのために」アメリカに行かないかと鹿毛俊吾に声をかけられ、恐れを知らない弱冠25歳の桑田正博はニューヨークの地に単身降り立ったのである。
ある時、女性歯科技工士Gerry Katzの講演会に参加する機会を得た。これが縁となり、今や世界中の歯科界で当たり前の技術(P・F・M)の開発メンバー(Gerryの夫Sigmund Katz科学者もメンバー)に加わるきっかけになったのである。やがてP・F・Mの開発を成し遂げ、世界中を講演することになった桑田正博は10年間の渡米生活から得た「知識」と「技術」を日本に伝達するために帰国し、今日に至るのである。
日本に拠点を移した桑田正博は、その後も伝達することに傾注し、本校学校長としての学生教育は勿論のこと、世界中の歯科技工士・歯科衛生士そして歯科医師までにも鹿毛俊吾が桑田正博に与えた課題「日本の歯科界レベルアップのために」を今もなお愚直に答え続けている。 |
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